チラシの裏に書くようなことを徒然と。
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はい、というわけで発売決定時に記事を書いたにも関わらず、完読するのが遅れに遅れてしまったわけですが8年ぶりの星界シリーズ最新刊、星界の戦旗Ⅴです。以前の内容が既に忘却の彼方だったため、Ⅴの前に旧作を読み直そうと思いながらいつの間にか発売日になってしまいました。これはもう仕方ないということで、最新刊を読了。
いやー懐かしい。面白さとか何よりも本当に懐かしい気持ちになりました。星界シリーズの特徴である、アーヴ語のルビの嵐。これを見た時にああ、間違いなく星界の新刊なんだなと改めて思いましたw アーヴ語なんてオーニュ!ぐらいしか覚えてないレベルで忘れていましたが、読み終わる頃には、フリューバルとかアローシュとか脳内で普通にアーヴ語で発音している不思議。
以下ネタバレですので、未読の方はご注意を。
さて、帯にも銘打たれていたように、星界の戦旗の1部はこれで終わりということみたいです。たしかにⅣよりは区切りがついていましたが・・・この先が見れないのはやはり生殺しになってしまうので、やっぱり新刊を出来る限り早く読みたいですね。
人類統合体を中心とした4ヶ国連合との戦争の中、中立国であるハニア連邦との掛けに負けた皇帝ラマージュ。状況は一転し、帝都ラクファカールの危機の前にアーヴは緊急遷都作戦を発令する。身を挺して遷都のための時間稼ぎを行うラマージュや近衛艦隊。一方でラフィートとジントは、ラマージュの勅命によって臨時遷都に慰霊碑を運ぶ任務を受けていた。
圧倒的戦力差の前に帝都は陥落。帝国は分断され、臨時遷都中では最先任の皇族軍士だったラフィールは、皇太女という位階とともに3階級特進・提督に昇進する。
といった内容。感情表現が派手でないアーヴだけにそこまでの悲愴感は感じていなかったのですが、まさか本当に帝都が陥落する程に追い詰められるとは思っていませんでした。ラフィールと最後の会話を交わしたラマージュの死は避け得ない感じでしたけど。星界軍って基本的に不利な状況でもそう感じさせない雰囲気を常に纏った種族ですから、ここまで絶望的な状況だったとは想像出来てなかったんですよね。
ラフィールが一気に3階級特進、と帝位への出世街道を異例のスピードで駆け上がっている感じですが、これもそれだけ皇族の層が薄くなり、星界軍が危機に晒されていることの裏返しなんですよね。戦旗2だったかで、ジントが冗談でいったラフィール大提督、というのも現実味を帯びて来ました。これでもしドゥサーニュが崩御するようなことがあったら、ジントが若い内にラフィールが帝位に付くというのも有り得ない話では無くなって来ましたが、その状況ってアーヴという種族の滅亡すら危ぶまれるぐらいのものでしょうから皮肉ですね。一方で、帝国から孤立してしまったクリューブ王・ドゥビースとドゥヒールの行末も気になります。果たしてラフィールと再会することが出来るのだろうか。
こんな感じで大変面白く読めたのですが、ラフィールとジントの会話が少なかったのが寂しいですね。昔のような漫才を見せて欲しかった気もしますが、倦怠期のカップルっぽい雰囲気もこれはこれで味がある感じでしたw
区切りはいいとはいえ、帝国最大の危機で幕を閉じているわけで次巻が早速待ち遠しい限りなのですが、どのくらい待てばいいんでしょうかねえ。5年ぐらいでなんとか出してほしいなあ。
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