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チラシの裏に書くようなことを徒然と。 Since 19,Feb,2007
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 はい、待望のグリザイアシリーズ完結編、グリザイアの楽園です。

 前作・迷宮にて雄二の過去が語られ、彼をテロリストとして育て上げたヒース・オスロが日本へ潜入し、雄二の暗殺対象となりました。美浜のヒロインズは雄二の過去を知った後、テレビ放映にて領事館を襲ったユージ・カザミというテロリストの姿を見る、といったところでぶった斬って終わり、完全に次回へ続く、という形で幕を閉じてましたので、前作プレイ必須です。

 本作のグラフィック、システム、BGM等は前作のクオリティをそのまま踏襲しているので、特に語るべきところはありません。

 プレイ時間は、本編・ブランエールの種が10時間程度。他楽園アフターが3時間、プロローグが3時間といった感じ。フルプライスゲーとしてはボリューム的には若干不足気味ではあります。


 楽園の本編(ブランエールの種)は、前作のカプリスの繭のそのまま続きとなるわけですが、このシナリオがどういう位置づけなのか、どういう過程を通ったシナリオなのかについて。
 これも楽園をプレイしながら分かってくることなんですが、ヒロイン全員のトラウマを解消しつつ、誰ともくっつくまではいかなかったご都合ルートかと思いきや、トラウマ解消の上、全員と結ばれちゃってるというハーレムルートだったわけですね。私の勝手な勘違いですけど雄二のクズさ極まれり。


総評:7点


 では、以下ネタバレとなりますので、ご注意をば。

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 さて、早速感想ですが・・・うーん少々シナリオが未完成な感じがしましたね。領事館を襲撃した雄二の姿は、ブラフだったってことで終わってちゃってましたけど、普通に考えてあれってテュポーンを使ったオスロの脅しだったと考えたほうがしっくりくるんですよね。それについては作中でも殆ど触れられることもなく。他にも沢山気になったところがありましたがこれって実のところ、アニメ化も控えているし一回延期してる中で、これ以上は引き伸ばせないということで突貫工事で作ったんじゃなかろうか・・・。


 大体果実から迷宮でバラ撒いた伏線の数々は回収していて、予想通りのシナリオ展開ではありましたが、期待以上にはいかなかったというのが正直な感想。5人のヒロイン達の他に、ロビーやミリーも予想通り出てきてくれたし、JBや学園長、そしてタナトスシステムのコアである一姫の協力も大きく、正に雄二を慕う、雄二が巻いた種(意味深)が実をつけ、今度は雄二を救うために動く、という内容としてはグリザイアシリーズの〆はかくあるべしなシナリオでした。
 何を置いても、今作はタナトスである、一姫がようやく重い腰を上げて大々的に活躍してくれるのが良かったですね。前作までの疑問点、一姫が地下の教授なら、何故雄二を放っておいたのか、天音にコンタクトを取らなかったのか、といった点は、一姫は記憶喪失状態のままタナトスシステムとして開発され、本格的に動き出したのは2年前という事実によって解消されました。

 
 うーん今思えば、プロット自体は良かったんですが、肝心の中身が微妙だったのかもしれません。いくらタナトスの全面バックアップを受けているとはいえ、高速で移動する車両のエンジンを寸分違わず撃ち抜く(しかも3両)福タヌキと、テロリスト相手にナイフ片手に無双するクソメイド。戦力的に活躍するだろうなーとか迷宮の感想で言っちゃってましたけど、いざ目の当たりにすると、現実感の無さがパない。ひぐらしメンバーが山犬相手に無双した時の寒さに近いものを感じました。

 例えば、タナトスが事前に市ヶ谷とオスロの裏取引を看破していて、その受け渡しの漁夫の利を狙って雄二を強奪、といった感じなら少しはマシだったのかなあとか。あと腕の爆弾は要らなかったんじゃなかろうか。タルタロス島に入られた時点で逃げ場無いし、オスロが何がしたかったのかわからん。



 それとラストの雄二無双。これ同じ方が書いたのだとしたら、失礼に当たってってしまうのですが、果実の時に感じた複数シナリオライターによる雄二の差異のような違和感を覚えました。具体的にいうと、天音・マキナルートでは、雄二は超優秀な軍人でありながらもその能力はあくまでも人間レベルであり、例えば坂下父に苦戦したり、平和な日本の入須本社に乗り込む時も慎重を期していたり、ボディーガードに致命的な傷を負わされていたりもしました。対して榊ルートでは完全に超人の域に達していて、楽園のタルタロス島の雄二無双はこちらと同じ匂いを感じました。

 勿論薬の副作用だったりブースタードラッグの影響もあるのでしょうが、それにしたって化け物過ぎ。そういうどんな難局も個人の力で乗り越えるような人間離れした主人公として終始描写していたなら分かりますけど、そうじゃないじゃん。ヤブイヌ小隊にいた時みたいに人間的な弱さも持ち合わせた、優秀な一軍人に過ぎないんですよ雄二は。
 それを無手で1人で本拠地に乗り込んで、40~50人殺った後自分のコピーも殺して、オスロも殺すって・・・たしかにここまでの強さにしないとオスロのデザインソルジャー計画としても意味が無いのかもしれませんがいくらなんでもやりすぎじゃないかと思うんですよね。
 ラスボスのオスロも実は銃で麻子に致命傷追わせてたっていう前振りしときながらいざ対峙したら麻子の形見の刀使ってきたっていうワケワカメ展開でしたし。

 というか結局無手で上陸するならわざわざ雄二の装備届けてもらった意味はあったの?そもそも雄二奪還以降の展開がカットされすぎ。海底ケーブル切断の邪魔が入るかもしれない→入らない 製薬工場とスカイツリーの爆破→いつのまにか処理完了ってばんなそかな。
 なんつーのかなあ、脱出して雄二を奪還したけど、その後に、一姫の体がまだ無事であることが判明して、コアごとオスロに奪われたお姉ちゃんを、フル装備で助けに行く雄二、みたいな展開のが燃えたのになあ。

 こう思うのも、楽園での名シーンってやっぱり一姫が生身で、天音に再会したところと、雄二が縋り付いて泣いたところだと思うんですよね。これは果実の頃から誰もがずっと見たかったシーンでしょう?だからこそ、そのシーンがオスロを倒した結果として得られたものであったのならばカタルシスも倍増したしあの雄二の死闘も良かったと思えたんですけどね。


 
 一姫の顛末、天音ルート過去編のエンジェリックハウルの続きが語られたのは良かったですね。てっきりあのまま殺し合いが発生してしまったのかと思いきや、部長や副部長の死をきっかけになんとか平静を取り戻せたんですね。それでも”鹿肉”を食さず、感染症に掛からなかった一姫以外はみんな死んでしまったわけです。顧問の越野も罪を全て被るつもりで死体をバラバラにして最後に死のうと決意していましたし、根っからの悪人なんてあの場にはいなかったんですね。




 ブランエールの種に関しては、全体的に惜しい感じがしました。何故もうちょっとだけ頑張ってくれなかったのか、それだけで名作になっただろうに!という不満が多かったのですよね。テュポーンがヒロインズの前に現れて惑わすとか、みちるがタナトスの予想を超えた活躍をするとか、雄二が自らの手で一姫を救い出すとか、あのプロットの中でも盛り上がりそうな展開はいくらでも思いつくのに、その中でも地味な展開をチョイスしてしまった印象。地味というのはリアリティに繋がることもありますが、トリがあのタルタロス島での無双ですからね。
 そもそもブランエールの種の内容自体が、市ヶ谷に拘束された雄二をタナトスのバックアップを受けて救出。オスロとの決着をつけるために雄二がタルタロス島に向かう。とわずか二行で事足りてしまう程度の内容しかないのが問題です。プレイ時間を長くしろとはいいませんが、もっと状況が二転三転しつつ、展開していって雄二奪還を話の中盤ぐらいに持ってきて、そこからクライマックスへの盛り上がりを見せて欲しかったところ。
 ただまあ、まがりなりにも迷宮まででバラ撒いた伏線を回収しつつ、(私は嫌いですが)角の立たないハーレムハッピーエンドに纏めた手腕は評価出来ると思います。

 主人公の出番がラスト1時間ぐらいしかないというのがネックなんですけどね・・・w
突っ込みどころ満載のシナリオではありましたが、10時間程度のシナリオを一気にプレイさせるような勢いはあったわけですよ。それは少なくともプレイしてる間は面白かったってことなんでしょうね。・・・なんかこの感覚ひぐらしの祭囃し編プレイした時に似てるような気がする。

 


 アフターはグリザイア島での雄二の嫁決定戦という内容。一番の驚きはおねーちゃんの義手が偽物だった件ですが、ひとしきり笑った後、あれ?カプセルの中既に義手着けてたよね?と、どう捉えていいか解らないモヤモヤした感じが残りました。

 そして誰もが驚愕しながらも、こいつなら仕方ねーなと思わせたであろうまさかのみちるエンド。個人的にはハーレム状態になっている時点で受け入れ難いのですが、オチも付けない適当な感じで〆るんだろうなと思っていたらまさかのチルチル妊娠。正直一姫派であり、JB派である私は、誰のエンドでも納得出来ないと思ってたんですが、みちるならしょうがねーなーこいつは・・・で許せちゃう不思議。ある意味一番無難な落とし所だったのではないでしょうか。



 プロローグは、雄二が来る前のヒロイン同士がどう心を通じ合わせていったか、というお話。どう考えても果実に繋がらないよね?という点を除けば満足の出来。天音の性格とかマキナの口調・性格とか幸のマグロマン好きとかみちるのサメポーチとか。
 初期組3人で海行く話とか非常にほっこり出来ます。ちるちるのドヤァ・・・が最高過ぎるw ドヤァじゃねえよw 口で言うなよw

 天音はマキナの心を開き、みちるは幸の制御をなんとなく司り、榊はそんな彼女達を守るために孤軍奮闘を決意する、という感じで幕を閉じ、ぶっちゃけプロローグのヒロインズなら雄二来なくても大丈夫じゃねって思っちゃいますがまあご愛嬌。
 ただ内容自体は良いものの、果たしてブランエールの種を終えた後にプレイするのが良いタイミングと言えるのだろうか。私的にはあまり食指が動きませんでした。しかし迷宮に入れるには、「雄二いなくてもいいんじゃね?」という内容だけにあまり好ましくないのも事実。扱いに困った結果だったのかもしれませんね。

 デイブ教授は割愛。




 キャラは相も変わらず魅力溢れてましたが、今回割と各ヒロインにイベントが振り分けられてましたね。雄二奪還時の会話は幸に(悠長に喋ってる場合じゃないんですが)、一姫との再会は天音に、帰還した雄二と二人っきりのシーンは榊に、そして別れの際のキスと初HITはみちるに。・・・マキナはなんかあったかな。その男はあたしんだ!はカッコ良かったですね。あと一姫と再会した天音の甘えっぷりが可愛い。

 っていうかJBルートは?JBルート早く作れよおおおお!






 そろそろ総評。プロローグに関しては、ファンディスクの一要素として、評価出来る内容(整合性無視前提)。問題のブランエールの種に関しては、前作の流れから予想出来るストーリーままであり、それを超えた展開は一切無い。広げた風呂敷をちゃんと畳んだのは好印象だがもっと予想だにしない熱い展開を期待した人は少なくないだろう。3部作の完結編としてはやはり物足りないものがある。
 しかしエンディングは後ぐされもないハーレムハッピーエンドなので、「スケールのでかい話を主人公が無双して解決し、ご都合主義でもいいからハッピーエンドを迎える作品」が受け入れられるのであれば問題なくオススメできる作品。


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Comment
無題
感想読ませてもらいました。
雄二の強さについては恐らく相手の力量の問題だと思います。
マキナ√で相手にした護衛は4桁ナンバーと呼ばれる雄二には劣るものの、かなり優秀な人間です(恐らく苦戦したのはこれが理由かと)

由美子√の敵に関しては道昭本人が指示していたこと、戦闘における敵の言動などから
恐らく敵は実戦経験が乏しい民間の人間だと推察できるので雄二が無双できたのだと思います。

天音√に関しては坂下父は普段から猟をしていて気配を消す方法や実弾を使うのに慣れていること、さらには麻子の指導を受けていたことなどが理由で苦戦を強いられたのだと思います。

最後に楽園のオスロ戦に関しては敵が統率のとれていないゴロツキ集団というのは看守の甘さや雄二強奪の際の失敗からわかると思います。

グリザイアの世界観では実戦経験のある人間>>>>実戦経験の浅い統率のとれてない集団 といった感じで敵の強さにも大きな差ががあるため雄二が強くなったり弱くなったりと感じるのかもしれません
タナトス 2013/05/31(Fri)16:29:55 編集
Re:無題
タナトス様コメントありがとうございます。

そうですね、仰るとおり相手の力量が雄二の力量の描写にかなり影響してることは理解出来ます。私が違和感を覚えたのは、なんの策もなく(状況的に仕方がなかったとはいえ)正面から多数の敵と戦うという、雄二らしくない戦い方だったのだと思います。それも薬の影響だと言われればそうなのでしょうが、カプリスの繭などで見てきたそれなりにリアリティのあるミリタリー描写から一転して、あの超人的な無双、というギャップが釈然としなかったという感じですかね。

ところで坂下父が猟に慣れていたのは覚えてましたが、麻子から直接指導を受けていたんでしたっけ・・・?だとすれば雄二が苦戦するのも分からないでもないですが、すっかり忘れてしまってましたw 




2013/06/03 12:35
無題
感想読ませてもらいました。
アフターでみちるが妊娠したのは
単純に5人のヒロインの中でみちるだけ
妊娠もしくは子供が出来てなかったからでは?
NONAME 2013/06/02(Sun)11:59:13 編集
Re:無題
コメントありがとうございます。
そうですね、単純にみちるファンのためのサービスだったという面もあったと思います。

ただアフターシナリオをどういう展開で〆るのか、というのはライターの好み次第で決まると思いますし、個人的にはみちるの妊娠や子供が描写されなかったのは特に不満はありませんでした。本文中でも触れましたが、カプリスの繭からブランエールの種へと続くハーレムルートの落とし所として、誰も選ばないもしくは全員妊娠というのが、各ヒロインのファンからすれば一番文句の出難いエンディングだったのでしょう。しかしあの状態から誰か1人だけ妊娠してその子供が生まれる、という結末をあえて描くことを考えた場合、個人的な好みがあることは承知の上ですが、やっぱりみちるが妥当だったのかなあ、と思いました。

あのハーレム状態になった時点で雄二が誰か1人を「選ぶ」のはやはり違和感があるし、妥協案で雄二が提示した最初にHITしたヒロイン(そもそも雄二のこの考え方がクズ中のクズですがw)がみちるなのはありかな、と。みちる以外のヒロインってそれなりに頭が回るし、もし最初に妊娠しちゃったら作為や抜け駆けといったものを感じちゃうんですよ。そもそもグリザイア島では避妊はしようぜという暗黙のルールがヒロイン同士であったんでしょうから、多分きっかけってみちるぐらいしかなかったんじゃないかと思います。


というのがみちる寄りで考えたグリザイアの楽園のみちるエンディングの理由です。
個人的には単純な現状維持エンディングよりも好みだったのですが、結構賛否両論みたいですね。

2013/06/03 12:35
無題
作中でオスロが「髪の色戻しちゃったの?」と言っているので、領事館襲撃はテュポーンの仕業ということでしょうね
NONAME 2013/06/03(Mon)20:29:08 編集
Re:無題
言ってましたね。あの件をきっかけに、市ヶ谷が雄二を拘束してオスロとの取引に利用する、という流れでしたが、結局オスロ側にテュポーンという存在がいることに対する市ヶ谷の反応というか描写が全然無かったのが不思議に思いました。
2013/06/04 13:40
無題
オスロ戦での複数の敵と戦うことに関しては雄二はそれなりに策を立てていたと思います。
真正面から戦わず負傷した振りをして近づいてきた敵のリーダー格を先に倒すという精神的ゆさぶりかけていたので、決して真正面から敵に挑んでいた訳では無いと思います。
野外では複数の敵を相手にするのは不利ですが、船内という状況下では挟み撃ちで囲まれたとしても銃はあまり使用できない(跳弾などで味方に当たる危険性が大きい)ので数が多くても圧倒的不利にはならないと思います(雄二の場合それを見越して恐怖心を煽り発砲させ、同志討ちを狙っている可能性も)

坂下父に関しては海外で指導を受けたインストラクターの話が作中で語られています(カプリスの繭で麻子が海外でインストラクターの仕事をしていた描写があります)

ちなみに坂下父が麻子の指導を受けていたことはグリザイアの迷宮のビジュアルファンブックに明記されています
タナトス 2013/06/10(Mon)13:39:17 編集
Re:無題
タナトス様コメントありがとうございます。

なるほど~坂下父は麻子の指導を受けていたわけですね、それならば納得です。


タルタロス島については、仰るとおり雄二が色々と工夫や、培った経験を活かした戦いをしていたのは分かるのですが、そもそも単身・無手、遠泳3kmの疲れ、薬の影響が残っているボロボロの状態で乗り込んだ事自体が正面から戦い過ぎかな、と思ったんですよね。艦内での戦いが、雄二に有利に働いていたというのは言われてみれば確かにそうですね。しかしそれでも40~50人を単独で皆殺し、というのは流石に現実的じゃないな・・・と個人的には思ってしまいました。

それならば、オスロが腕の爆弾を警戒して銃器を使わず必ず生け捕りにするようにとか命令していた、とかの方が爽快感は欠けますが、まだ納得のいく展開だったかなと。もしくは雄二が腕を切り落として姿を晦ませ、オスロ側を油断させて暗殺するとか。こうなるともう好みの問題になっちゃいますね。
2013/06/10 20:28
無題
確かに疲労困憊の状態で乗りこんだのは真正面すぎますね。
ここで雄二奪還を決意する前に話していたマキナと幸の会話で、雄二がマキナに教えた5の不利があった場合諦めるという話がありました。
その中で雄二は確かに5の不利があれば諦めるが、もちろん例外もある。と言うことを言っていたと思います。
今回のオスロ戦は過去との決別を含め、雄二にとっては「例外」に相当することだと思われます。

雄二がタルタロス島襲撃の際、最初の見張りを殺害した直後にオスロとトラビスの会話でオスロは雄二をなるべく生け捕りにしたいといい、トラビスはその言葉に対して生け捕りにしますと返答しています。
銃器の使用は認めてはいるものの、あの風見雄二相手に生け捕りで済ませようという甘さが雄二が40~50人を殺害すると言う要因にもなったと思われます
タナトス 2013/06/11(Tue)22:40:58 編集
無題
追記
タルタロス島の雄二の戦い方は限りなく暗殺に近い形で行われていました。
天井に身を隠し上から敵を襲い、はたまた死んだふりの繰り返しで敵が近付いてきた所で仕留めるなど。
戦場の経験がある敵ならば死亡が確認できるまで不用意に近づかないなどすると思いますが、今回は敵が実戦経験の乏しい烏合の衆でしたね。
よく一般的な話題として上がるのは戦場で一番恐ろしいのは錯乱した味方という話があります。
今回の雄二はまさに敵の心理に揺さぶりをかけながら殺害を行っていたと思います。
私は今回のタルタロス島における雄二の驚異的な殺害数は実戦経験の差と敵の人数差による油断が大きいものと思います。
あとは40~50人を殺害したと聞くと多すぎると思いますが、素人同然の四人一組の敵を一組ずつ、計10組ほど殺害していったと思えばそれほど多くないようにも思えます。
タナトス 2013/06/11(Tue)23:04:09 編集
Re:無題
タナトス様コメントありがとうございます。

確かに伏せて相手の足を何度も斬りつける等、経験則と地の利を活かした戦い方をしていましたね。う~んイベントCGだとナイフと小銃持って、通路の真ん中で戦っており、テキストのような戦い方を徹底してるように見えなかったんですよね。テキストとの齟齬に違和感を覚えたのかも知れません。

しかしオスロの部下ってここまで素人ばかりだったんですねえ。雄二奪還時の部下がチンピラ同然だという描写はありましたが、タルタロス島の部下達も素人だという描写はされてましたっけ?見逃してしまったかもしれません・・・。といってもリーダー格であるトラビスが幸にフルボッコされるぐらいですから結果は推して知るべし、ですねw あれでよくオスロの側に8年間も仕えたものです。
2013/06/12 19:02
無題
グリザイア好きなので擁護寄りな発言になってしまいます。
ひぐらし祭を出してましたが、私も正にあれを思い出してました。ただ、アレを参考にしつつギリギリの境界を見極めてるようにも思えました。蒔菜は果実やってれば許容出来ると思いますよ。幸はちょっとやり過ぎたかなとは思いますが。

雄二救出の後の展開についてはほとんど同意見です。単身乗り込む件は展開としてはアリなんだけど詳細な内容はダメダメですね。トドメにヒース(本物)なんだありゃって感じ。

みちるエンドと言ってるモノについてはアレはみちるのエンドとも思ってません(w
単に便利キャラのみちるでオチ付けただけかなと。
まる 2013/06/14(Fri)05:09:12 編集
Re:無題
まる様コメントありがとうございます。

そうですね、蒔菜・幸はチート軍人である雄二に直接師事していた訳ですから、ひぐらしよりは全然説得力はあったと思います。事前準備もしてましたし。ただ素人が軍人相手に無双する、という展開がひぐらしを彷彿とさせただけで。個人的には幸はせっかく爆弾解除のテストまで受けたのだから近接戦闘ではなく、そっち方面で活躍して欲しかった感じですね~。


真オスロは多分世界を巻き込むような大いなるオチを付けたかったんでしょうが、肩透かしもいいところでしたねw 出てきて2~3分で爆死ってもうちょっと展開を盛り上げる役目を担って欲しかったところです。雄郎エンド書きたかっただけなのかも知れませんが。


みちるに関しては、本文中で「みちるエンド」とは述べてますが、あれは「みちるが妊娠して子供を生んだエンディング」を便宜上みちるエンドといっただけで私もみちるエンドとは思っていませんw ハーレムエンドの一つの形に過ぎないですよね。

やっぱり雄二が他に浮気せずそのヒロインのために行動して体を張った果実と迷宮のアフターこそが本当の各ヒロインのシナリオとエンドだと思ってます。





2013/06/14 11:02
推測
自分も全体的にはブログ主さんと同じ感じですかね。ただ、みなさんも仰る通り各ルートでの雄二の強さに関しては、相手の覚悟の差であったり統率力の悪さであったりといった条件が、相手に多くあったからではないかと思います。
天音父の場合は、麻子に訓練されたというのもあるんでしょうが最初は雄二も本気(殺す気)でやったらマズイみたいなこと言ってましたし、榊ルートでの相手はSP戦はあれくらいで普通、黒服相手の時は相手も軽くナメてかかってた節があります。
最後のタルタロス戦では、40~50人を皆殺しにはしましたが一度に10人も20人も相手にしたのではなく、少人数の相手の組が何回かずつに表れてたということ、相手が襲撃された側であり心に余裕がなかったということ(更に雄二の無双っぷりに錯乱してた)、前は雄二が人を殺す時は心が不安定に揺れていたけどオスロを殺すと覚悟を決めていたから、オスロが理想としていた兵士に完成し躊躇いがなくなった故にあんな結果になったのかなと思います。
それと自分以外がすべて敵な故に、自分以外の全てを片付けてしまえば良かったというのもあると思います。まぁ、文中では仲間への被弾の心配の要素は書かれてなかったのでこれは関係ないのかもしれませんが。
まあそれ以上に、自分的にはどてっ腹に大口径の銃で風穴あけられて、いくらドラッグを打ってるからってあんな激しい戦闘ができるテュポーンに驚きなのですが。普通ならショック死してもおかしくないと思ったので。
全体的に見て、戦闘での無双が多かったのは雄二が攻める側だった(ほとんど)というのは大きかったんじゃないですかね。それとオスロも言ってた通り、殺ると決めたら徹底的に殺り切る悪魔のような才能なんでしょうね。アダムもあれほど敵にまわしたくない男もいないみたいなこと言ってましたし、薬使用時の雄二の能力は人間の限界に近いとまで言わせましたから。
それでもやっぱり最後の方は無理やり終わらせた感がありましたね(笑)
EDについてはアフターのあれでよかったと思います。みちるのアレな性格を考えれば、できちゃった婚をするとすればみちるだけだろうなぁと思ってたので。
アップル 2013/09/17(Tue)19:55:44 編集
Re:推測
アップル様コメントありがとうございます。

他の方からのコメント含め、様々な状況が雄二に利していたというのは理解は出来るのですが、雄二が強いというよりタルタロス島のオスロの部下が弱すぎるという印象がどうしても拭えなかったんですよね。そこがどうにも爽快感に掛けた理由だと思いました。

テュポーンについては同意ですね。しかしそもそも雄二もいくらドラッグ使っているからといって戦い続けられるような体調でも無かったですし、そこはお互い様でドラッグの力って凄いね!って印象でしたね(笑



2013/09/19 13:40
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