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チラシの裏に書くようなことを徒然と。 Since 19,Feb,2007
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あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。最終話 感想です。

いよいよあの花も最終回。花火を打ち上げても成仏しなかっためんま。ジンタンは自分の都合でめんまに居て欲しいと思っていたことが原因だったんじゃないかと自分を責めます。そこへゆきあつからの電話。めんまには内緒で外に出てきてくれというゆきあつ。待ち合わせ場所には全員が揃っていました。ここから全員の懺悔タイム。

あなるはめんまに嫉妬していたこと。ゆきあつと結託してジンタンの気持ちを聞き出そうとしたこと。そしてつるこもようやく本心を暴露します。あの日に、あなるとゆきあつがやろうとしていることをめんまにリークしたこと。本当はめんまではなくあなるに対してずっと嫉妬していたこと。ゆきあつはジンタンがめんまを独り占めしているのが許せなくて、嫉妬心から成仏させようと思っていたこと。

ジンタン自身もめんまを独占出来る優越感があったことと消えて欲しくなくてめんまの成仏を願えなかったことを告白します。各々の恋愛事情には無関係なポッポでしたが、彼は彼で大きな罪悪感に苛まれていました。それはあの日に崖から転落しためんまをこの目で見てしまったこと。小さく臆病だった当時のポッポは見ていることしか出来なかった。高校へも行かず、外国へ逃げてもあの日のトラウマがポッポを秘密基地へと誘う。

自分だけじゃなくみんなそれぞれの理由でめんまの成仏を願えなかったことを知った超平和バスターズ。こんなバラバラのままでめんまの願いなんて叶えられるはずが無かった。だからめんまもここに呼んでみんなで考えよう。そう結論してジンタンはめんまを迎えに行く。待ち合わせ場所は秘密基地で。

ようやく気持ちが通じ合って元の関係に戻れた超平和バスターズ。しかしそれと同時にめんまの体は徐々に薄れ始めていきます。めんまの約束は既に叶ってしまっていたから。

ジンタン母とめんまがした約束とはジンタンを泣かせて欲しいということでした。泣かすというのは一面で、母親がこんなことになり幼い身ながら感情を抑えることを覚えてしまったジンタンの感情を発散させて欲しいという願いですね。そしてあの日にめんまがジンタン以外を集めた理由はどうやってジンタンを泣かすかということを話し合いたいからだった。


めんまを背負って秘密基地に向かったジンタンでしたが到着したころにはめんまの姿を見ることが出来なくなってしまう。それを悟っためんまはかくれんぼだよ、と姿を消す。みんなでめんまを探す中で、めんまは最後の力を振り絞って手紙を残していた。

朝日が登り始める頃、めんまの手紙を見つける超平和バスターズ。それはみんなが大好きだという内容でそれぞれに書かれた手紙でした。それを見て号泣する彼ら。手紙を見たことがきっかけだったのか奇跡なのか、めんまの姿をようやく見ることが出来たみんな。めんまが本当はみんなに見て欲しい、みんなともっとおしゃべりがしたいと願っていたことも影響したのでしょうね。成仏するのは生まれ変わってまたみんなと出逢うため。かくれんぼが終わり泣き笑顔のままみんなの前から姿を消すめんまでした。

あの日見た花、それはめんまがみんなに宛てた手紙の形が象徴していたようにめんま自身のことだったんですかね。そしていつしか生まれ変わるであろう彼女の名前はまだ知らない、みたいな感じ。


ということで視聴完了。10話から見てよく1話でまとめきったなーと思いました。ラストのかくれんぼの辺りは正直過剰演出に感じてしまって冷め気味だったのが少し残念ですかね・・・私の心が穢れているだけなのだろうか。個人的にはもっと普通に別れのシーンを描いてくれた方が良かったかな。


めんまの願いはジンタン母の願いだったわけですが、私的にはそれだけじゃなくて、最後の超平和バスターズはいつもなかよし。と秘密基地にめんまが刻んだように、超平和バスターズが昔の絆を取り戻すこともあったんじゃないかと思っています。

めんまはジンタンが大好きだし彼を解放させるために幽霊のような存在として戻ってきた、というのもいいんですけど、やっぱりめんまってジンタンも好きだけど、超平和バスターズみんなが大好きな子じゃないですか。自分の死が原因でその絆が失われている。意識してか無意識かはともかくめんまの本当の願いはその絆を取り戻して欲しい、ということだったんじゃないかなーと。フランダースを思い出したとかなんとかでジンタンって結構泣いてた印象だし。


いやーでも少し物足りない気もしましたが素晴らしい作品だったのは言うまでもなく。全11話の中で何度も盛り上がるような展開もあったし、中々満足出来る作品でした。良作です。スタッフの方々、お疲れ様でした。

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