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チラシの裏に書くようなことを徒然と。 Since 19,Feb,2007
長らく放置気味で申し訳ありませんでした。
ようやくプライベートのゴタゴタも落ち着いてきたので
また細々と更新していきたいと思います。



というわけで、今更ながらの極限脱出シリーズの感想です。

そもそもこのシリーズは不朽の名作ADVであるInfinityシリーズを生み出したタッグの一人である打越鋼太郎氏が手掛けたものであり、2016年6月発売の3作目、ZeroEscape-刻のジレンマ-によって一応の完結を見た作品群です。

3作品とも通常のノベルゲームのようにテキストを読んで進めるADVパートと部屋から脱出するために謎やパズルを解く脱出パートの二つで構成されるゲームです。

それぞれ単体で楽しめないことはないつくりですが、前作のキャラクターが出てきたり、シナリオの根幹に関わってきたり、そもそも前作のネタバレが激しかったりということが多いので、基本的に全作プレイ推奨のゲームではあります。

私は最初の作品である、999が発売した際に、あの打越氏が関わっていると聞き及んで、プレイしたい衝動に駆られてはいたのですが、あいにく該当ゲーム機本体が無かったため断念した経緯がありました。その後は長らく情報を仕入れていなかったのですが、何気なくSteamのゲームリストを眺めていたところZeroEscapeの紹介があり、強烈に興味を惹かれたのがきっかけでした。

で、結局PSVita本体を仕入れどうも連作のようだということで999、シボウデス、ZeroEscapeと立て続けにプレイしたという感じです(999はノベルパートのみのiOS版ですが)。





どうでもいい前置きはここまでとして、軽くそれぞれの作品の紹介をば。

極限脱出 9時間9人9つの扉

ゼロと名乗る謎の人物にさらわれた男女9人がノナリーゲームという9という数字を軸にしたゲームに参加させられる。9時間以内に9の扉を開けて脱出しないと彼らの乗る豪華客船は沈没してしまう。





極限脱出 善人シボウデス

ゼロと名乗る謎の人物にさらわれた男女9人がノナリーゲーム・アンビデックスエディションという「囚人のジレンマ」をベースとしたゲームに参加させられる。9の扉を開けて脱出しないと死ぬまで施設に閉じ込められてしまう。





ZERO ESCAPE 刻のジレンマ
ゼロと名乗る謎の人物にさらわれた男女9人がDecisionゲームというデスゲームに参加させられる。Xドアを開けて脱出しないと死ぬまで施設に閉じ込められてしまう。




極々簡単に紹介しましたが、要は全て9人の男女がデスゲームに参加させられ、脱出を目指すとともに物語の真実へと迫っていく内容のゲームというわけですね。生死が関わっているだけに緊迫した展開が多く、時間を忘れて進めてしまうタイプのテキストです。とはいってもシリアス一辺倒というわけでもなく氏の独特なセンスによるコメディ要素や箸休めの豆知識・雑学講座も盛り沢山なので気楽に楽しめます。

脱出パートの謎解きは難しすぎず、簡単すぎず、といった感じで上々。こと脱出パートに限って言えば本作品より優れたものは色々あるでしょうね。たまに意地悪というか理不尽な謎解きがあったりするのもご愛敬。運命とはかくも理不尽なものなのです。本作の売りはやはりその突飛なシナリオにあると思うのでここはまあフレーバー程度でいいと思います。





余談ですが、どうも本シリーズはコアなファンからの評価は得られたものの、売り上げは芳しくなかったようで3作目はお蔵入りになる可能性があったそうです。それを押しとどめたのは海外からの人気だったようで、完結編がZeroEscapeと銘打たれ、雰囲気も一転して海外ドラマのような大人びたものになったのは、海外ファンへのサービスだったのかもしれませんね(このシリーズは海外版ではZeroEscapeという表記だった)。



では、以下ネタバレ感想です。3作品まとめての感想ですがZERO ESCAPEをベースとしたものになります。打越氏の過去の作品のネタバレもあるかもしれませんのでご注意をば。シナリオの特性上ネタバレは作品の楽しみを著しく損なってしまうので、未プレイの方はご遠慮を。

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はい、というわけで久しぶりのエロゲ感想です。
中々コンシューマーの方で忙しいのと特に際立った作品というのを耳にしないのもあって、しばらくエロゲに触れていませんでした。


 アリスソフトよりランス03です。これはご存知エロゲRPG界の金字塔、その中でも1,2と違って国同士の戦争というかなりスケールが大きくなった大作RPGであるRanceⅢをリメイクしたものです。

 これは割と小粒だったランス1,2とは違う3をリメイクということで、ついでに個人的にもシリーズ中で好きなナンバーだったりもあって結構期待が大きかった作品です。

 

 そしてある意味一番の問題だったランスシリーズ初ボイス付きという試みを取り入れた作品でもあります。うん、結果としては殆んど違和感無く、杞憂に終わったと言えますね。私の中ではランスの声はずっと矢尾一樹氏だったんですが、ランスは戦闘時の掛け声ぐらいしか喋らないのでそれも気にならず。そもそもランスの声も悪くなかったですしね。
  
 それよりも思った以上に女性陣、特にメインヒロイン達の声がしっくりくるキャスティングだったのが良かったです。特にマリア、かなみあたりかな。マリアはボイスによって魅力的になったレベルでした。そしてボイス付きになったことも関係してか、エロシーンもランスシリーズにしては濃厚に。まあ暗転してすっ飛ばすキャラも多かったんですけど元々キャラ数が多いから仕方ない。


 


 とまあボイスは問題無かったのですが、肝心のシナリオや戦闘部分。まずシナリオですが新キャラを交えた新しい展開は多少ありますが、基本的にはRanceⅢとほぼ一緒。ただところどころでのランスの鬼畜っぷりがソフトになってるところは多いですね。例の今のランスだったら自分の女を他の男に抱かせる真似はしないだろう的なところとか。具体的には洞窟の悪魔のところのかなみとかですね。業界の動向とかスタッフの変化もあるんでしょうけど、なんとなく物足りなく感じてしまうのは古い考えなんですかねえ・・・。




 戦闘はSLG的なものではなく、リメイクランス01のシステムを改良した感じ。カードを選んで前に進んでいく感じですね。コスト制の戦闘は面白い部分はあるんですが、殆んどクールタイムの短い技をガン積みしてゴリ押しするだけなのがちょっとシンプル過ぎる感がありました。それとスタメンがやられた場合のピンチヒッターのスキルがランダムで決まってしまうのでスタメン以外が運ゲー過ぎるのがどうかなーといった印象。戦闘中にスキルの入れ替えもアイテムも使用できないし、負けたら即ゲームオーバー、ダンジョン中のセーブ回数が限定されてたり、といったところもなんでこんな無駄な縛りシステムにしたのか謎ですし、テンポはいいのになんかめんどくさいゲームになっちゃってるんですよね・・・。
 正直この戦闘システムは1のような小粒RPGならともかく3のような大作RPGには向かないと思います。キャラが多いんだから6のようなシステムで良かったのではないでしょうか。


 逆に言うとランスシリーズの過去作をやったことがなくて、とりあえずキャラとシナリオを知りたかったという人には文句無くオススメ出来るゲームだと思います。古参からは賛否両論のボイス付きですが、そこは上手く行っていました。RPGとしての面白さややり込みを目的とする場合は、あまりオススメ出来るゲームではありません。

 というわけで今回はリメイクということもありネタバレ無しの感想でした。

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インレよりChuSingura46+1のファンディスクです。
完結を見たChuSinguraでしたが、大晦日決戦前の潜伏期間等、いろいろ謎を残したままでした。これはまあ順当にファンディスクがあるだろうと思われていたわけですが満を持しての発売です。



総プレイ時間は15時間程度でしょうか。本編10時間にその他諸々での総合計です。

基本的なグラフィックは前作同様ですが、それに増して立ち絵を色々動かして、スピード感のある戦闘シーンを演出していましたね。絵柄云々はファンディスクなので言うに及ばず。
文章の荒削りっぷりとか癖とかはそのまま残っていますので、これはもう味として受け入れるが吉です。



総評:7点



 本編は、報酬として赤穂浪士が受け取った瀬戸内海の島にて、甲佐一魅の連絡を待ちながら海賊退治をして暮らす直刃の回想から始まります。


 大晦日の幕府転覆を狙う陰謀を防ぐため、赤穂浪士解放を目指して奔走中の直刃。近衛家の力も借りて犬好きの綱吉の説得を図る直刃は綱吉をコマして言うことを聞かせます。赤穂浪士救出は成功しましたが、当日まで敵にこちらの存在を悟られるわけにはいかないと考えた直刃は、一魅の協力の下、赤穂浪士達を一旦現代に飛ばし、大晦日決戦までの隠れ場所とすることを選択します。しかし、タイムスリップした先は現代ではなくなんと幕末。甲佐一魅の策略によって、歴史の齟齬を修正する役目を担うこととなってしまったのでした、というお話。

うーんラスボスとの戦いの最中での回想では明らかに現代に隠れていた風に描かれていたんですが、ファンディスク作成が決定する中で展開もいろいろ変更することになったんでしょうかね。

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はい、というわけで結構時間が掛かってしまいましたが、殻ノ少女続編の虚ノ少女です。



 システム的には前作で不満だった部分が解消されていて、満足出来る内容だったと思います。捜査パート強制終了の撤廃とか場所選択制のギャルゲー要素少なめとか。


 前作と違い一つの事件に端を発する連続猟奇殺人事件を最後まで追っていく展開となっています。とはいえ、ボリュームは体感で相当増加している印象があり、事件に関わる人物の多さや複雑さも前作を上回っています。プレイ時間は25~30時間ぐらいでしょうか。グラフィックやBGMも変わらず高いクオリティですので、殻ノ少女を気に入った人には問題なくおすすめできる内容です。



総評:7点




 元同僚で頼りになった魚沼と高城は転勤と引っ越しのため今回は未出演。少し寂しいところだったのですが、もう一人の主人公といっていい真崎と前よりは協力的になった八木沼が代わりとなってくれます。そして満を持してカルタグラで高城が頼りっぱなしだった冬至が協力者となってくれますので、むしろ前作よりもバラエティに富んだ布陣になってますね。



物語は、殻ノ少女Trueエンドの2年後から始まります。冬子を連れ去った間宮心璽の所在はわからないまま探偵稼業を続ける玲人にまたしても猟奇殺人事件の調査以来が舞い込み、同じ頃妹の紫は自殺未遂を起こした真崎を助けることになります。

この猟奇殺人事件は真崎の故郷・「ヒンナサマ」と呼ばれる神を崇める人形集落の祟りを模しており、彼の過去とも深く関わっていきます。




 猟奇殺人事件が起きてさーて推理頑張るぞーというところで人形集落の過去編が始まるので推理を楽しみたかった人は出鼻をくじかれること請け合いです。そしてこの過去編が重要ながらも結構な長さで急に知らない人物ばかりが主人公になって話が進むので少し辛いところですね。





以下ネタバレ感想となりますのでご注意をば。

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てぃ~ぐるより衣笠×トモセコンビで送るレミニセンスの続編・レミニセンス Re:collectです。

 一応レミニセンスの完結編と謳われている作品ですが、その内容はファンディスクに近いです。新しいジオフロント・大和に関わる追加ルートが大体総計15時間ぐらい。+1時間内ぐらいの各ヒロインのアフターシナリオ+ショートコント集で、実質的なプレイ時間が20時間に満たないぐらいでしょうか。総プレイ時間は前作に比べるとかなり少ないですね。


 BGM、グラフィック、システムについては前回と同じ為割愛。



 大和を舞台にした追加ルートはかずちーと新キャラ・涼風の2キャラ。まどかやマリアさんは残念ながら今回もおあずけ。恋はアフターシナリオに含まれていますが、他キャラよりもHシーン多め。


総評:6点



早速ですが以下ネタバレ感想となりますのでご注意をば。




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イノセントグレイより殻ノ少女です。カルタグラ以来久しぶりにイノグレ作品に触れたのですが、いやはや、この昭和中期の独特で陰鬱な雰囲気を創りだすのが上手いですよねこのブランドは。まあ、カルタグラの登場人物も結構多く出演する同じ世界観を描いた作品なので、当然といえば当然なのですが。


今更手を出したのは、虚ノ少女をやりたい→続き物らしいので前作からという安直な流れです。



総評:7点


昭和31年のある春の日、時坂 玲人は井の頭公園で出会った少女・朽木 冬子から「本当の自分を見つけ出してほしい」という依頼を受けた。 同じころ、玲人は警視庁時代の同僚だった魚住から、少女ばかりを狙った連続殺人事件の調査の依頼が来た。 そして、玲人の妹である 紫の通う櫻羽女学院の教頭からも、行方不明になった生徒の捜索の依頼が来た。
教頭の依頼を受ける形で、櫻羽女学院へ潜入したところ、玲人は冬子と再会した。

以上wikiよりあらすじ引用。



カルタグラ同じく猟奇殺人事件を主としている作品ですので、グロ耐性がない人は注意です。主人公は元警察官の探偵ということで、基本的にはミステリー作品となるわけですが、カルタグラと違って、捜査手帳による状況確認と、捜査パートによる証拠品探し、それらを駆使した推理パートが用意されているので、ユーザーが考えながら進めていく謎解きアドベンチャーとしての面白みは格段に上がっています。


システムは、ボイスの音量設定が個別でしか出来なかったのが面倒でしたが、それ以外は特に問題なし。

グラフィック、音楽は発売から6年立っている今でも通じるぐらい一級品(そもそも進化が顕著でない部分かも知れませんが)。特に音楽は印象深いですね。物静かで儚い曲調が多く、雰囲気作りに大きく貢献していたと思います。




これはサスペンスものならではなのかも知れませんが、緊迫感があるおかげで、どんどん先を読みたくなる作品です。陰鬱なだけでなく、月世界での一時や、トジ子との会話などが合間に挿入されていることで一種の清涼剤になっている点も良いですね。



以下ネタバレとなりますのでご注意をば。


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バルドシリーズ最新作にして、ゼロの完結編です。


グラフィック、BGM、システムについては前作同様ですので割愛。


総評:7点



 シナリオは、前作の共通7章までがまるごと入っていて、そこからシゼルルート、マレルルートへと分岐する形となっています。とはいっても完全にルート管理されており、シゼル→マレルの順でしかプレイ出来ません。

攻略ヒロインが2人で分割商法ということからボリューム不足の懸念があったわけですが、そこはさすがのバルドシリーズ。トリのマレルルートが全ヒロインの総集編+グランドルートといった内容ですので、非常に内容が濃く、長い。この点は杞憂に終わったといっていいでしょう。


ACTパートも手を加えられていて、チャージブレイクシステムが追加。A,B,Cの武器使用に応じてそれぞれゲージが貯まり勝手に発動するスキルであり、これによりテンポが多少改善された感はあります。今作は敵の数が異常に多く、タイマンで悠長にコンボするゲームでは無くなっている印象です。


テキストについては、前編でも好みの別れたエドや咲良達の口の悪さは、多少おとなしくなった感じはあります。ヒロインが上官であるシゼルだったり、あっけらかんとしたマレルなのも要因の一つなのですがエドがだいぶ丸くなっていますね。まあブチ切れると下品な暴言を吐くところはかわってませんがw




以下ネタバレ感想となりますのでご注意をば。


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同人サークル影法師より、流れ落ちる調べに乗せてと、その前日譚・闇を奔る刃の煌きです。
最近時代物の作品がブームでして、面白い和風伝奇モノはないかと探していた折、本作にたどりつきました。片方だけのプレイでも、どちらからのプレイでも一応楽しめる作りにはなっています。しかし闇を奔る~の特徴を加味するとこちらからのプレイの方が驚きがあるやも知れません。


まず流れ落ちる調べに乗せてから。舞台は、文明開化後数年ぐらいの設定ですが、そのまま現実の世界をなぞっている設定ではないみたいですね。4つの物語と4人の主人公によるザッピングノベルとなっています。4つの物語では、大体同じ時間軸に起きた出来事が視点を変えて語られますが、たびたび共通する人物が登場し、それぞれ複雑に絡み合っています。
一つ一つの物語を最後まで読み進めるのか、あるいは平行して進めるのかによって結構印象が変わる作品だと思います。ちなみに私は前者でした。ちなみに選択肢はなく完全な一本道です。


CGは白黒で、立ち絵ではなく、長方形に縁取られた各キャラのバストアップ絵が動き回るような演出ですね。音楽もそうですが、昨今のゲームとしては物足りないものも感じますが、これはこれで、本作の味とも言えますので一概に否定材料と言えるわけではありません。





 
総評:7点


というわけで早速ですが以下ネタバレ感想のでご注意をば。




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とりあえず、ひと通り終ったので感想をば。
何気にエロゲ界の金字塔であるランスについての感想は初めてだったりしますね。


 まずランスシリーズについて軽く触れますが、エロゲ黎明期から20年以上続くRPGであり、コンシューマーで言うFFやドラクエみたいなものだと言えば分り易いでしょうか。ジャンル自体も作品によって異なり、単純なダンジョンRPGだったり、地域制圧型SRPGだったりと様々です。
 話は外伝を除いて全てつながっていますが、基本的にどの作品も前作プレイ必須という作りにはなっていません。


 一般に評価が高いのは外伝である鬼畜王ランスや、正史であるランス6、戦国ランス(ランス7)あたりでしょうか。私は一応1から含めてひと通りは触っていますが、地域制圧型SRPGである、鬼畜王、戦国の2作品は殆どやり込めていません。いつか腰を据えてやろうとは思っているのですが、ボリュームが膨大過ぎて中々手が出ませんでした。


総評:8点


 で、今作ランス9についてですが、シリーズ9作目にてついに北の大国ヘルマンが舞台。3で失脚し、6で別人に成長した、ヘルマンの元皇子・パットンがお馴染み主人公のランスに革命のために助力を請うところから物語は始まります。物語としての主人公はむしろパットンといってもいいかもしれませんね。ランスは相変わらず政治やら国の諍いには興味0でヘルマンの姫シーラをゲットするのとシィルの氷漬けを解除するのが目的ですし。




 今回のランスは、これだけシリーズが続いておきながら初のギャルゲーっぽいモードがあります。このランスモードは7人のヒロインのそれぞれのイベントをこなして、好感度を上げていくみたいな感じですね。お馴染みのかなみや魔想さんなどのランスに対してまだツン成分を残していたキャラを完全に落とすために今作のランスは好きだの愛してるだのを連呼するわ、バラの花束を贈ったりするわで、成長したなーって感じがしますw まあランスクエストでも昔から比べれば大分丸くなってきた感じはありましたので、そろそろ落ち着いてきたということですかね。

 主に戦闘をこなすともらえる猿玉(消耗品)をイベントを進めたいヒロインに使っていく感じなのですが、好感度を最大まで上げたキャラは、終盤で個別ルートに移行することが出来ます。1周目では猿玉の数が足りないので全ヒロインを制覇することは(多分)出来ません。このためとりあえず見たいヒロインを優先するのが良いですね。


 CG、BGMは流石に老舗だけあってクオリティは非常に高いです。ランスクエストに比べるとキャラの頭身が高くなった感じですかね。





 戦闘システムとしては、どうやらママトトに近いらしい(私は未プレイ)ですが、ランスシリーズで言うなら3が一番近いんでしょうか。狭めのマップにキャラを配置したターン制タクティカルバトル。特筆すべきは敵の数が味方に対して膨大で、援軍もガンガンやってくる点ですね。それに対しこちらは範囲攻撃の必殺技や魔法などで蹴散らすわけですが、魔法使いなどは敵の攻撃ですぐに死んでしまうので挑発能力を持った仲間が敵をひきつけたり、隣接して庇ったりということが必要となってきます。また砦攻略などでは浮要塞を使った防衛戦もあります。

 この兵力差戦闘というのは、ランスが大将となる革命軍の少数精鋭部隊の戦いを表現していてシナリオにもマッチしていましたね。シンプルながらシビア過ぎず、ヌル過ぎずでいい按配だったと思います。ただ特に一周目なんですが、アイテムによる能力補正がかなり強い割に殆どはランダム入手のため、強力なアイテムが手に入るかどうかで結構難易度が変わってしまう印象。まあ詰まったら自由戦闘で熟練度を上げていけばなんとかなるレベルではあります。

 しかし戦闘の全体的な印象としては、若干淡白であり、いろいろ工夫しながら戦う必要があった6やランクエなどと比べると少し物足りない感はありました。





 では、以下シナリオ感想となりますので、ネタバレ注意です。

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戯画よりバルドシリーズの最新作、バルドスカイゼロです。

 本作は、タイトルからも判るようにバルドスカイの前日譚。バルドスカイの主人公である甲がレインと共にドレクスラー機関の情報を求めて傭兵をやっている時代のお話。
 とはいえ、主人公は甲ではなく記憶喪失の青年・エドワードです。閉鎖された自治区域であるSASにおける、傭兵部隊フェンリルの分隊・スコールに拾われた彼が自身の記憶にも纏わるSASの謎に関わっていくストーリーです。


 バルドフォースから続くサイバーパンクの世界観ですが、今作ではその系譜であるバルドスカイの世界の中でもさらに特殊なSASを舞台としています。さらに続編ということもあってか、基本的な世界観の解説がバルドスカイと比べると丁寧では無かったように思えます。このため前作以上に取っ付きが悪い作品にはなっているとは思います。物語的には前作の知識が必須ということではありませんが、世界観の理解という意味で知っておいた方がいいだろうな、という感じ。


 ゼロでは、キャラクターデザインが一新されていて、漫画のジンキシリーズの作者でもあり、戯画のジンキエクステンドのキャラデザも務めた網島氏が担当しています。彼のキャラデザは元々好みだったので心配はなかったのですが、既存キャラの甲やレインのデザインもイメージを壊さずリデザインされていて良かったと思います。ただエドワードとさくらは、完全にジンキの両平と青葉。

 
 で、バルドシリーズといえばアクションパート。今回は丸ごと3Dになってグラフィック的にはパワーアップしました。しかし装備できる武装の数が6つになったり、回数制だったりで、コンボを考える方向性での楽しみはやや落ちてしまったように感じます。高低差の概念があり、新システムとしてジャンプがありますが、これは楽しさにつながることもなく面倒なことが増えただけという印象。概念自体はいいですので、もう少し爽快感があったら良かったですね。



 テキストとシナリオですが、ネタバレしない範囲での印象としては前作以上に人を選ぶだろうと思いました。SASという特殊な環境故ですが、割とどのキャラもスレていたり、乱暴だったり卑猥な言葉遣いをしたりというシーンが多いです。エドワードは無駄に喧嘩腰だし(作中でも何度も突っ込まれてますが)、特にさくらの口調なんかも好みが分かれるでしょうね。

 また物語とその展開についても、専門用語やらSASでの特殊技術(ガラテク)やらを駆使したシーンが多く、前述のキャラ達も回りくどかったり皮肉交じりだったりの語り口が多いため、置いてけぼりになる率が多かったです。


 そして注意すべき点が、バルドスカイゼロは単体で完結していないということです。私がダラダラとプレイしてるうちにいつのまにか正式に発表されていましたが、バルドスカイゼロ2が今後発売予定のようで、本編ではかなりの部分で謎や伏線が残されています。これからプレイされる予定の人は、この点を予め納得しておいた方が良いです。かくいう私もプレイし終わるまで分割商法だとは思っていませんでしたからね。


 プレイ時間は、ルート3つの割にはそれなりに長く、共通10時間+各ヒロイン5~7時間といったところでしょうか。トリのフランは少し長めのシナリオです。




総評:6点

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はい、約1年半振りのマブラヴオルタネイティヴ クロニクルズの4作品目です。

 このシリーズのメインコンテンツであるザ・デイアフターは今作にて前半終了。後半は前半と合わせて一つのゲームにパッケージ化される予定らしいですね。

 ザ・デイアフターは10~12時間ぐらいだったかな?いつもよりは気持ち長めだった気がしますね。その他は短編が二つで最後のオービットダイバーを描いた「ラストダイバーズ」、強化外骨格を纏った装甲歩兵の視点による阿賀野川防衛戦を描いた「ウォーアンサンブル」が収録。それぞれ2~3時間程度です。ウォーアンサンブルはメッセージウインドウではなく、画面全体にテキストが表示されるサウンドノベル方式です。


 グラフィック、音楽、演出はいつも通りのため割愛。コストパフォーマンスについてはもはや何も言うまい。ここまでクロニクルズを追ってきた人には愚問です。



総評:7点


 早速ですが以下ネタバレとなりますのでご注意をば。






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FLATよりシークレットゲームの続編、リベリオンズです。前作同様に何度かリメイクされましたが、完全版?といっていいのが本作・BOOSTED EDITIONでしょう。

 Code:Reviceに関しては、興味はあったもののキラークイーンのプレイも終えておらず、その時点では続編をプレイしたい程の作品という印象ではなかったのもあって手を出していなかったんですよね。しかしその後のPSP版が軒並み高評価でしたので、PC版が発売されるのを待ちわびていた事情もありました。お察しの通りリベリオンズプレイの前に急遽前作を引っ張りだしてプレイしたという経緯ですw




 隔離された廃村・阿尾嵯(あおさ)村に14人の若者が『ゲーム』の参加者として送り込まれた。ひとりひとりに渡されたPDAに示された条件を満たさなければ、そのPDAの持ち主につけられた首輪が爆発する。PDAと、村にある銃火器を使って、彼らは生き残るべく、戦うのであった。



 以上wikiより簡潔なあらすじ抜粋。



 キラークイーンと同様に、デスゲームが開催されるわけですが、今回は、廃村を中心とした森林地帯が舞台。そして前作との決定的な違いが、主人公が一人ではなく群像劇として作られている点ですね。

 一応の主人公は藤田修平と言えるでしょうが、主人公が誰と行動を共にするか、まあ誰とカップルになるかによって物語が分岐した前作とは違い、今回はカップルが複数出来上がり、エピソードによってそれもまた変化していくというところが大きな違いです。

 

 14人のキャラクターの心情もそれぞれ描写されるので、よりバトロワに近い雰囲気になった感じですね。群像劇チックになったのは賛否両論な部分かも知れませんが、個人的には先が読めなくて非常に楽しめた部分です。特に修平ですら途中リタイアする可能性がある、というのは終始緊迫感が漂います。



 グラフィックは流石に前作よりは格段に良くなっていましたが、近年のレベルとしては可も無く不可も無くといったところ。BGM・システムも同じく。各編の予告ムービーは力入れていましたねえ。

 全体的なプレイ時間は、エキストラ合わせて20時間ぐらいでしょうか。各エピソードで部分的に同じ展開になる箇所はダイジェスト版にカットされていましたし、無駄にプレイ時間を引き延ばすことが無かったのは良いですね。実際のプレイ時間以上に中身が詰まっている感じはありました。





総評:8点





 では以下ネタバレ感想となりますのでご注意をば。ちなみに前作プレイ必須というわけではないですが、出来ればプレイしていた方が楽しめると思います。

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FLATより、シークレットゲーム DEPTHエディションです。


 何故いまさらという感じですが、実は過去プレイしていたのですが、途中で止めてしまっていたのです。そして近日シークレットゲームの続編のPC版が発売ということでやはり前作をひと通りプレイしておいた方がいいだろうなと思い再プレイに至ったという経緯です。


見知らぬ閉鎖的な場所に13人の男女が連れ込まれた。13人には首輪が掛けられ、PDAが一人一つずつ部屋に置かれていた。トランプを模したPDAには、犯人のものと思われる指令が書かれていた。
13台のPDAには、トランプの数字13個が一つずつ書かれている。その13個ある数字に対応して首輪の条件が設定されている。また9つのルールが存在し、基本ルールであるルール1と2は全員に、ルール3以降については一人につき2つが提示されている。72時間以内にこの「ゲーム」をクリアできなければ、全員首輪の仕掛けにより死亡する。自身に提示された解除条件は隠さなければならない。そして、解除条件には殺人を促すものが含まれていた…
13人は生き残るため、この狂気めいた状況を受け入れ、ゲームに参加するしかなかった。謎渦巻いたサバイバルゲームが今、始まる。

以上、wikiよりあらすじ抜粋。


 ここからわかるように一時期大量発生した所謂バトロワ系に属する閉鎖空間での殺し合いをメインとしたサスペンス・ホラー、所謂デスゲームものですね。DEPTHエディションは全てのルートを補完した完全版だと思っていたのですが、どうも同人版とはかなりの比率でシナリオが変わっているようです。多少あらすじを追ったところ、個人的には同人版の方が好みっぽかったのは秘密です・・・w

 サブタイトル(同人版ではメインタイトルですが)は、主人公・総一の首輪を解除する条件がQのPDAの所持者を殺害する、ということに基づいたものですね。


 
 グラフィックは、正直元が同人であり、古い作品でもあるため低レベルに感じてしまいます。BGM、システムは無難で特にコメントはありません。


 選択肢は全シナリオ中1箇所しか存在せず、実質選択肢無しといっていいですね。プレイ時間は大体合計20時間ぐらいでしょうか。



 総評:6点



 では、以下シナリオネタバレですのでご注意をば。



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WHITESOFTよりギャングスタ・リパブリカです。
このブランドは初めてでしたが、やはりシナリオライター元長柾木氏というのが私的には大きかったですね。元長氏といえば名作・Senceoffのシナリオを書いた人であり、作品の傾向としては全てが語られず考察の余地を多分に残す印象でしたね。



「心の中のガラクタを捨てられない者は、あの店を訪れるといい。いつか、仲間にめぐり逢える」 そんな噂話に惹かれ、集った仲間たち。時守叶 (ときもり かなえ) は彼らと主にギャング部なる部を創設する。 “悪が世界を変える” と信じている叶は、仲間たちとともに悪を成す。 ある時は、子供たちの遊び相手になると称して若い貴重な時間を奪い、またある時は、おばあちゃんの引っ越しを手伝うと称して、お礼にお菓子をせしめる。 悪であることは、仲間であることの証。心の中のガラクタを捨てられない彼らは、悪の名の下にめぐり逢った仲間。 今日も叶は仲間たちと共に、悪党どもの共和国 (ギャングスタ・リパブリカ) での時間をすごす。
 

以上、wikiよりあらすじ引用。


 ここから判るように、ギャング部と名乗りながらも実態は町の何でも屋さんといったところです。こういうエロゲやラノベでたまに見るような”便利屋”設定をツンデレ的に悪と表現しているだけの、ゆるーい部活動を中心に進むほのぼの学園モノ。・・・に一見感じるのですがそこは元長氏。一筋縄ではいかないシナリオが待っています。ある意味で真のキャラゲーと言えるような作品です。


 グラフィックからいきますが、キャラデザはミヤスリサ氏で、淡い線使いで割と頭身が低くて目が大きい可愛いタイプの絵柄。苦手な人は苦手かもしれません。東方界隈でもよく見る方ですね。


 BGMは特に耳に残ったものはないものの、心地良い類の曲が多かった印象。また、主題歌のモラトリアム・クラスタはキャッチーでロックでカッコ良い曲ですね。プレイ後に聞くとまたひとしおなところも良いですね。


 システムは最近プレイした幻創のイデアと同様に、キャラが吹き出しで喋る感じのテキスト表示が特徴的。イデアよりは幾分見やすい印象でしたが、うーんあまり個人的には好きな類じゃないんですよねえ。私の頭が硬いだけかしら。あと主人公のセリフや地の文も分量に合わせてウインドウの大きさが変化するんですが、これが結構読み難かったんですよねえ。せめて地の文はウインドウ固定で表示するとかメリハリが欲しかったところ。

 プレイ時間は、25時間くらいですかね。短すぎず長すぎず、といったところですが展開が展開だけに人によって感じ方が異なると思います。


 総評:7点



というわけで以下シナリオネタバレとなりますのでご注意をば。

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 Navelより月に寄りそう乙女の作法の続編、乙女理論とその周辺です。個人的には月に寄りそう~で特に不満や補完して欲しい点はなかったのですが、やっぱり面白いゲームの続編というだけでも期待しちゃいますよね。

 今作はファンディスクというよりは、続編としての面が大きく、舞台もキャラも一新しているので新鮮な気持ちで楽しめます。その反面前作の桜屋敷のキャラクター達が気に入った人にとっては、本編は微妙になってしまうかもしれませんが、そこは同梱のアペンドのアフターシナリオで満足するしかないですね。



 プレイ時間としては、本編20時間+アペンドアフター6時間ぐらいかな?分量としては結構ありましたので、単なるファンディスクではなく十分フルプライスの価値がある作品です。



 まず、私的に一番驚いたのがキャラデザ。今回メインのりそな以外の二人のヒロインは、西又御大デザインなのですが、なんか今までで一番良く出来ているというか垢抜けた感じがしましたね。立ち絵もさることながらイベントCGの出来も良く、今までの西又氏のタッチとは大分違って見えます。

 あとは演出も色々と凝っていましたね。ラストシーンはもちろん、とあるキャラの豹変ぶりとか・・・w 逆転裁判かと思いましたよ。


 細かいことですが、システム面ではサスペンド機能がいい感じでした。唐突に眠気が襲ってきた時に、セーブ→終了って意外と億劫ですし、ボタン一発で終了、起動でバックログありで復活出来るのは中々気が利いてます。



 他、システムやBGM、効果音等は前作から踏襲しているので問題はありません。気になったのは、いつにも増して誤字脱字が多いのと、音声抜けがかなりあったのが気になりましたね。パッチである程度修正されますが、それでも完全じゃないのは・・・。ここは残念。まあ製作時間も短かったし突貫工事なところもあったんでしょうね。



総評:7点


では以下、ネタバレ感想となりますのでご注意をば。



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