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チラシの裏に書くようなことを徒然と。 Since 19,Feb,2007
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はい、というわけでポーランド発の大作RPG・ウィッチャー3です。
プレイしてから大分経ってしまいましたが、なかなか感想をまとめる時間がなく、放置状態ですみません。
前作ウィッチャー2はPC版をSteamで持ってはいるのですが、PCとの相性が悪いのか、頻繁な強制終了が起きたりで、まともにプレイは出来ていません。このため殆どシリーズ初プレイとなります。

今回はPS4でプレイということで若干のバグやら強制終了はあったものの、基本的には快適にプレイすることが出来ました。




まず、ウィッチャーというゲームについてですが、これはポーランドの小説をモチーフにしたRPGであり、ダークファンタジーな世界観の中で主人公のゲラルトを操作して冒険する自由度の高いゲームです。

特に本作は完全オープンワールドとなり、マップの規模は前作の35倍となんだかよくわからないレベルの広さになっています。


オープンワールドのアクションRPGということで、まず比較されるのはベゼスタのエルダースクロールズシリーズになると思いますが、その最新作スカイリムと比べると色々と異なる点があります。

 最大の特徴は主人公でしょうか。スカイリムやらダークソウルというファンタジー系アクションRPGは世界観に没入するためもあって主人公は自分で作成した自分の分身であることが多いですが、ウィッチャーは元が小説ということもあり、主人公は設定がきちんと固まっているゲラルトという人物です。ゆえに自分の設定で本当の意味でのロールプレイングをしたいというタイプの人にはあまり向かないかもしれません。





 個人的に今作で最も評価したい点がサイドクエストの濃さにあります。ウィッチャー3のプレイ時間はその膨大なサイドクエストの量もあって、大半がサイドクエストの消化に費やされます。通常クエストというのは達成することで、報酬を得たり、イベンドのトリガーになるからこなしていくものです。しかしクエストの数だけは多いもののその中身がただの焼き増しだったり、ストーリー性が皆無の単なるお使いだったりというゲームが多いのも事実です。

 今作はそこが決定的に違います。サイドクエストの一つ一つにこの世界観ならではのドラマがあり、無数の選択肢が用意されています。その中にはゲラルトの取った行動によって世界情勢に影響を与えるものまであります。クエストを依頼通りこなして終わり、というものは殆んどなく、その表向きの依頼内容からは矛盾した証拠を見つかったり、目的が二転三転することも珍しくありません。これもウィッチャーの感覚という特殊な能力で、人や化け物の匂い、足跡を追ったり、ということからわかってくるわけです。真実を追い求めるもよし、依頼通りにこなすもよし。クエストの進行方法や結末はプレイヤーの判断に委ねられているのです。
 クエストがただの消化作業にならない、ということがゲームプレイにおいてどれだけ重要かがよくわかるゲームですね。メインクエストそっちのけでサイドクエストだけ延々とやり続けられます。

 メインクエストは、基本的にゲラルドの義娘のような存在だったシリの足跡を追っていくお話になります。一本道な部分もありますが、こちらもサイドクエストに負けず劣らず、選択肢や解決過程に自由度があります。プレイヤーの選択によって結末が別れるマルチエンディングです。その中には記憶を失う前の時代の元恋人・イェネファーや、記憶を失っていた時代の現恋人・トリスとのロマンスもあります。

 私はイベントを見たいのもあってガッツリ二股掛けてたんですが、見事にお仕置きを食らって二人共にフラれるという体たらくでしたとさ。まああれだ、ゲラルドのおいおい二人同時かい?いやーまいっちゃうなーからの裸拘束放置プレイはめっちゃ笑えたので良しとしようw
 普段あれだけクールで渋い男がああなるのは流石に笑いを禁じ得ない。あとケィア・モルヘンのウィッチャー3人でのベロンベロンな飲み会からの女装も笑わせてもらいました。心を許せる仲間には割とお茶目なんですな。





 戦闘システムは出来ること自体は多く、やや複雑ですが、少々爽快感には欠ける感じ。使える魔法は変化してものの近接攻撃は殆ど最後まで変わらず、装備も見た目やステータスが変わる方向性であり、戦い方そのものが変化したりというのは少ないです。まあ、最初から一通りのことが出来るので、自分に合ったスタイルを見つけ、それを伸ばしていくという感じになるのではないでしょうか。
 
 ある程度格上の相手にも弱点のオイルや効果的な魔法などを用意することで闘えたりするのは、バランス的には良かったと思います。ただアクションゲームとしての腕だけで格上と戦えるようなゲームではない印象ですね。準備を怠っているといくら攻撃しても相手の回復力の方が早く、永遠に倒せなかったり、こっちは相手の一撃で即死なんてこともありますからね。




 というわけで、ウィッチャー3。スカイリムのような自由度に加え魅力的なキャラクター、濃厚なストーリー。このいいとこ取りな今作は最新のハードを使った現代のRPGでは最高峰といっても良いゲームだと思います。

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